元シカゴ交響楽団 主席トランペット奏者アドルフ・ハーセス先生の公開レッスンin桐朋学園86年4月15日②
レッスンは最初にハーセス先生の演奏から始まりました。
先生はポケットからマウスピースを取り出すと、楽器に付け、ほんの少しだけスケールを吹き、即、シャリエのエチュードの二番を演奏。
先生は練習の一番最初に、良い音楽のことを考え、その日、自分の吹きたいものを吹くとのこと。
これが先生が練習の一番初めにすることだそうだ。
常に音楽のことを考え、ストーリーを作り、色々なスタイルを試す。
注意点としては、音を正しく吹くのは当然だが、決して棒吹きにならないようにすること。そして、その為にはその音の意味を考え吹かなくてはいけないとのこと。
次に「展覧会の絵」からプロムナードを小澤征爾、ジュリーニ、ショルティと演奏した時のように、それぞれ異なった三つのスタイルで演奏。
練習する時は色々な指揮者の要求に対応できるよう、一つのスタイルだけではなく、様々なスタイルで練習するのが大切と強調されていた。
次号につづく・・・・
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